
マイコン自己研修の備忘録
Microcomputer self-training record
& Healing animals and plants pictures
□ PIC16F84A ,PIC16F1827, PIC12F683
にチャレンジ

□ PIC16F1827のスペック
・プログラムメモリ:4Kワード
・データSRAM:384バイト
・EEPROM:256バイト
・動作クロック:最高32MHz
・電源電圧:1.8V~5.5V
・I/O:最大16
・A/D:10ビット×12ch
・コンパレータ:2
・タイマー:8ビット×4, 16×1
□ PIC12F683のスペック
・プログラムメモリ:2Kワード
・データSRAM:128バイト
・EEPROM:256バイト
・動作クロック:最高31MHz
・電源電圧:2.0V~5.5V
・I/O:最大6
・A/D:10ビット×4ch
・コンパレータ:1
・タイマー:8ビット×2, 16×1
□ 開発環境
MPLAB X IDE:PICマイコン用の統合開発環境(IDE:Integrated Development Environment
Microchip社のサイトから無償download。アセンブリ言語を利用する。
C言語を使用するには、MPLAB X IDEインストール後に引き続きガイドされる指示に従ってXC8コンパイラ(8ビットPIC用)をインストール。IDE環境下で使用可能に。
ファイル名を含めフォルダ名に全角や半角カタカナを使用した日本語環境では動作しないので注意が必要。コメントで日本語を使うためには、文字コードに注意。
□ PICライター(プログラマー)
PICkit3を使用
実装後にもプログラムの変更が可能になるような形状をしている。ライタ→PIC間のアダプターを自作
□ PICマザーボードの自作
回路図
□ プロジェクトの作成
・MPLAB X IDEを起動
・メニューバーより
File→New Project
Categories: Microchip Embedded
Projects: Standalone Prpject
NEXT>
・使用PICの選択
Family : Mid-Range 8-bit MCPs(PIC10/12/16/MCP)
Device : ここで選択
NEXT>
・PICライターの選択(スルー)
Select Tool
NEXT>
・コンパイラ/アセンブラの選択
Select Compiler
mpasm or XC8 の選択
NEXT>
・プロジェクト名の入力
Project Nameの入力
Encoding : UTF-8
NEXT>
・左上のFile Panelから
Projectsタグより
Source Filesを選択し
・メニューバーより
File→New file
Categories :
C / Assembler の選択
File Types :
C Source File / AssemblyFile.asm を選択
NEXT>
File Nameの決定
Finish>
□ コンフィギュレーションの自動生成
・Source File作成画面で
・メニューバーより
Production→set Configuration Bits
・画面下の
configuration Bitsタグより
内容を設定
Generate Source Code to Output↓
・Output-Congig Bits Sourceに表示された内容をソースエディタ中にコピペ
□ プログラムを実行するコア部
① プログラムカウンタが示すアドレスの「命令」を読み込む
② レジスタ・ファイルの値を読み取る
③ Wレジスタ(ワーキング)とALU(Arithmetic Logical Unit)を使って演算を行う
④ 演算結果をSTATUSレジスタとWレジスタまたはレジスタ・ファイルに保存し、プログラムカウンタ(PC)を進める。
この4段階を繰り返して実行する。
クロックが1パルスを出すたびにコア部では1段階処理を進める。よって、基本的に4パルスごとに1命令を処理することになる。
□ 周辺回路と特殊機能レジスタ
PICマイコン内部の周辺回路
① GPIO
② Timer
③ A/Dコンバータ
④ コンパレータ
などがある。これらには、割り当てられたレジスタ・ファイルがある。これを、特殊機能レジスタ( SFR : Special Function Register ) という。
□ GPIO回路と特殊機能レジスタ(SFR)
GPIO回路はPICマイコンと外部回路との信号のやり取りを行う
GPIO回路の特殊機能レジスタの一つにGPIOレジスタがある。このGPIOレジスタの値を変えることで、外部回路との信号のやり取りを行っている。